まるで携帯電話

どの機種が初めてスマートフォンという名称で呼ばれたのかというのは諸説ありますが、その中でも有力なものがエリクソンの「R380」です。こちらは2000年にリリースされ、価格は当時日本円で70,000円ほど。SymbianOSを搭載しているデバイスとしても知られており、当時の携帯業界に衝撃を与えました。

今まで出ていたスマートフォンとエリクソンのR380の決定的な違いは、重量や形状が普通の携帯電話とほとんど変わらないという点です。同時期に発売されていたNokia9210Communicatorの重量が244gだったことに対して、R380は164gでした。このことからも軽量だったということが分かります。このように、今までの携帯電話と違和感なく使えるという点が大きなメリットとして取り上げられていました。

機能面でも多くの情報管理ツールを搭載していただけでなく、赤外線コネクタを利用した外部データのやり取りも可能となっていました。さらにモデムも内蔵されていたのでWAPブラウザを使ってインターネットサイトの閲覧やメールの送受信も可能だったのです。ハードウェアキーボードを開くと大きめのタッチパネルがあるという独特のデザインも特徴的でした。